Wednesday, January 17, 2007

Expedition

1つ直したら、他がおかしくなる。おかしくなった部分を直すと、また他の部分がおかしくなる。

昨年末、ラOドOーバーディーラーで電子管理ドアの鍵を修理してから、どういうわけか左後ろのドアが中から開かずチャイルドロックがかかりっぱなしの状態だった。シカゴに戻って再度ディラーに車を預けて直し、昨晩車を引き取りに行った。その帰り道、フリーウェーを運転中、どうも窓が開いているような感じで外の音がよく聞こえる。車を駐車場に停めて、直した左後ろのドアを確認すると、ボディとドアの間にどうもわずかな隙間がある。そう、ドアを直すために外してからつけ直す際に、いいかげんなとりつけ作業ををしたのだ。

まともに考えると、本当に怒りが込み上げてくる話しであるが、アメリカ生活に慣れたせいか「またか。どうしようもないなぁ。。。」と意外と平然に受け入れる。クレイムする度に代車、しかも高級ヨーロッパ車を無料で用意したりと、ディラーにとっても負担になっているはず。電話で「お互いもうこのやりとり疲れたでしょう。いいかげん早く終わらせようよ。」と営業マンに冷たく厳しく電話。

そこで考えた。どうにかこの機会と時間を前向きに使えないかと。
そう、ランニング。

インターネットで調べると、住んでいるアパートからディラーまで3mile、約4.8km。今日の外気温は華氏22℃、摂氏マイナス5℃。マイナス気温の中をランニングしたことは未だかつてない。「やったことないことは、やらないと」と、ついつい好奇心が盛りあがる。そう思ったが最後、決行決定。仕事を終えてから車をディラーに預け、帰路を走った。

先日の雪もまだ残っているが、脚がとられる程ではない。寒さも、走ればそんなに気にならない。ただ1つ失敗。短い靴下を履いたせいで、脚をあげると見える片方ずつのくるぶしが、裸で外気温に触れる。とてつもなく冷たい。

普段車では気づかない光景に気づき楽しくなる。道がいかにガタガタで舗装されていないか、道のどんな場所が凍りやすいのか、最近オープンしたレストランの雰囲気、ランニングしている自分をあやしそうに見る通行人。「お前の方が怪しいわ」と思い1人で笑う。

30分ちょうどで家に着くと、彼女がスープカレーを作って待っててくれた。これがとてもおいしい。北海道名物のスープカレーを昨年末に帰国した際、札幌で初めて味わってからとりこである。

マイナス5℃でも外でランニングができることを知った今日の収穫は、冬のシカゴの生活にとって大きいものだった。

2 Comments:

At 9:38 AM, Blogger まめ said...

エントリーしたでー。もうヒーヒーで。

時間っちゅう余裕をもっと作って、もっと勉強せなあかんねー。

まあそれもわかってか、アメリカのレジは最後、「大成功!おめでとう!」的なメッセージを出してくれるので、うれしいね。

日本の「どうも買って下さいまして、誠にありがとうございます。」っつうのとまた違うよなー。

おりゃあどっちかっちゅうと、「大成功!」派やけど。(まあ間違いなく、そこまでは言ってないんやろうな。妄想か)

またわからんかったらなんか聞くのでよろしくねー。

お互いケガに気を付けて。たまさんもね。

ほなまた

 
At 9:47 PM, Blogger yoshiamigo said...

エントリーおめでとう!これで3人が公式にマラソンでることになったなぁ。あと9ヶ月半、準備期間が十分なのかどうかもよく分からんが、とにかくやり抜こう。そして、終わったら思いっきり美味しいものを食べようぜ!

 

Post a Comment

<< Home

end air pollution